◆パ・リーグ　楽天１―６ロッテ（２０日・楽天モバイル）

　楽天は先発した則本が６回に４点を奪われるなど調子が上がらず敗戦投手に。打線は０―１の５回１死一塁から鈴木大が右翼線へ適時二塁打を放ち反撃したが、相手先発・西野に３安打と封じられ、借金は７に膨れあがった。

　粘りきることができなかった。同点の６回、先頭の池田に遊撃への内野安打で出塁されると、なお１死一、三塁からポランコに犠飛を打たれ勝ち越しを許した。その後も、２者連続で四球を与えると角中に右前へ適時打を献上し、２点を追加され降板。５回２／３を５安打５失点（自責１）と悔しいマウンドとなった。石井一久監督は「同点になった次のイニングはある程度、出力を上げてなんとか０点に抑えて次の回に引き継ぐということが鉄則だと思う。そこの出力が出なかった」とコメント。続けて「また１失点して２点目取られたとこをなんとか抑えてくれることができればよかった。ちょっとズルズル行ってしまった」と話した。

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