◆イースタン・リーグ　楽天―西武（１９日・森林どり泉）

　３月のＷＢＣで右手小指を骨折し、開幕から戦列を離れている西武・源田壮亮内野手が１９日、イースタン・リーグの楽天戦に９番・遊撃で先発した。

　３回の第１打席でカウント３―１から真ん中へ入ってきた１４２キロの直球を左中間へライナーで運ぶと、５回の第２打席では１４１キロの直球を中前へ。ゴロを３度さばくなど守備も無難にこなし５回で交代した。

　ＷＢＣ決勝を戦った３月２１日（日本時間２２日）以来約２か月ぶりの実戦となったが「こうやって試合に出られたのはうれしいし、前に進んだ感じがしてよかったかなと思います」と息をついた。ペイペイドームでのソフトバンク戦前に一報を聞いた松井監督も「試合に出られたことが一番大きいです」と一安心の様子。今後も２軍で実戦をこなし、２６日のオリックス戦（ベルーナドーム）での１軍復帰を目指していく。

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