【西武】平沼翔太がノーノー阻止の意地の一打「久々の打席でよかったと思います」

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2023.5.14(日) 18:23

平沼翔太

◆パ・リーグ 西武0―5楽天(14日・ベルーナドーム)

 追い込まれても無心で打席に入った。楽天・滝中に無安打無得点に抑えられていた9回1死一塁。代打の西武・平沼翔太は緩急で味方打線を翻弄していた右腕の投球を分析していた。「丁寧に投げていたので、細かくいくよりも大胆に。カーブは常に頭に入れて」

 カウント1―1からの3球目。真ん中低めの127キロフォークボールに反応。打球はライナーで一、二塁間を抜けた。この日、初めてHランプにあかりをともした大記録を阻止する意地の一打に「何も考えていなかったです。カーブ以外は全部同じタイミングで待っていました」と息をついた。

 「総合的に判断してコンディション調整」との理由で出場選手登録を抹消された山川に代わって、12日に1軍昇格。打席に立ったのは4月21日のオリックス戦(京セラドーム)以来だったが、一振りで存在感を示した。「久々の打席でよかったと思います」。内野全ポジションをこなせるユーティリティー性としぶとい打撃を武器にスタメンでの出場機会を狙っていく。

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