衰えを知らない西武・中村剛也 解説陣も称賛の声「投手はどこに投げても打たれるような感じがするでしょうね」

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2023.5.13(土) 07:44

西武・中村剛也 (C) Kyodo News

◆ 8月で40歳を迎える大ベテラン

 西武の中村剛也が12日、楽天との試合(ベルーナドーム)でリーグトップタイとなる8号ホームランを放った。

 2-2の同点で迎えた4回、無死一塁の場面。ここで打席を迎えた中村は、楽天先発の田中将大が投じた2球目、真ん中高め144キロのストレートをはじき返し、左中間最深部へ到達する本塁打を放った。これで今季8本目の本塁打となり、オリックス・杉本裕太郎と並び、リーグトップタイとなった。

 3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞し、まだまだ衰えを見せない39歳の大砲について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の田尾安志氏は「高めの見逃したらボールの球だったが、ホームランバッターは高めをしっかり打ちますね。中村はヘッドの軌道が素晴らしい。まだまだ活躍してくれると思う」とベテランの技術を絶賛した。

「投手はどこに投げても打たれるような感じがするでしょうね」と解説者の高木豊氏も中村を称賛。

 今季でプロ22年目を迎え、8月には40歳となる大ベテランは3、4月は20試合に出場し打率.364、7本塁打、14打点をマーク。また前人未到の通算2000三振も話題になった。通算500本塁打への期待が高まるだけに(5月13日試合前現在462本)今後も中村剛也の活躍から目が離せない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】中村剛也 今季8号ホームラン


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