【ソフトバンク】不振の甲斐拓也と近藤健介が復活アーチ 連勝→連敗のループ抜け出し首位と2ゲーム差

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2023.5.11(木) 21:24

3回無死、同点ソロ本塁打を放った甲斐拓也を迎えるナイン(カメラ・石田 順平)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―3日本ハム(11日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクが連敗することなく、2勝1敗で日本ハム相手にカード勝ち越しを決めた。

 前夜は痛い逆転負けを喫したが、この日は不振だった“侍”が真価を発揮した。1点を追う3回は先頭・甲斐が228日ぶりの一発となる今季1号同点ソロ。さらに周東が四球を選び、二盗を決めると、1死三塁から近藤が決勝の中犠飛。WBC日本代表の3人で逆転した。

 5回には近藤が5試合ぶりの4号2ラン。同じく5試合ぶりのマルチ安打と復調の気配を漂わせた。試合前の時点で甲斐は打率1割5分3厘、近藤は2割4分1厘と打撃不振。しかし、この日は本来の姿を見せた。

 投げては先発の藤井が6回4安打1失点で3勝目(2敗)。今季の先発転向後、初めて初回に失点したが、甲斐が一塁走者をけん制で刺すなど好守にも助けられ、3試合ぶりに責任回の5回以上を投げ切った。

 最近は5連敗→3連勝→4連敗→3連勝(1分けを挟む)と連敗、連勝を繰り返していたチームが、ようやくループを抜け出した。連敗しなかったのは4月14日、16日の楽天戦(●→○)以来およそ1か月ぶり。12日からは敵地・京セラDで2ゲーム差に迫る首位・オリックスとの3連戦に臨む。

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