ロッテは投打かみ合い連敗ストップ 1番抜擢の池田がプロ初弾含む3長打3得点

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2023.5.9(火) 20:32

ロッテ・吉井理人監督 (C) 産経新聞社

● 西武 2 - 6 ロッテ ○
<6回戦・ベルーナドーム>

 ロッテは敵地でカード先勝し、連敗ストップ。先発登板した種市篤暉が今季3勝目(2敗)を手にした。

 ここ10試合連続で4得点以下に留まっていた打線の組み換えがズバリ的中した。5月6日に一軍昇格したばかりの大卒2年目・池田来翔を「1番・三塁」でスタメンに抜擢すると、初回から2打席連続で二塁打を放ち、リードを奪うホームに2度生還。2点リードで迎えた7回には、西武先発の今井達也からプロ初本塁打となるダメ押しのソロアーチも左翼席に放り込み、3安打3得点の大活躍だった。

 そんな活発なリードオフマンをホームに還したのは「3番・二塁」の中村奨吾。今季は打率1割台と低調なスタートだったが、自身21試合ぶりとなる本塁打を含む4打数4安打4打点の大暴れ。キャプテンが今季2度目の猛打賞で白星を手繰り寄せた。

 前回登板から中8日でマウンドに上った種市は、7回95球を投げソロホームラン2本による2失点に抑え、ハイクオリティースタート(7回以上自責点2以下)でゲームメイク。打線の援護にも恵まれ、同学年の右腕・今井との投げ合いを制した。

【動画】ロッテ・池田来翔が嬉しいプロ初本塁打



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