ロッテの佐々木朗希投手（２１）が次回登板を延期することが７日、決定した。この日ソフトバンク戦が雨天中止となり取材に応じた吉井監督は「来週は投げないと思います」と明言した。５日のソフトバンク戦（ＺＯＺＯ）で５回無安打無失点ながらも右手中指のマメの影響で８９球を投げ降板。抹消はせずに中１０日以上となる１６～１８日のオリックス３連戦（ＺＯＺＯ）で登板する見込みとなった。

　本来であれば１３日からの日本ハム２連戦（エスコン）で登板する見込みだったが、昨年７月には同じ部分のマメで１か月離脱したこともあり指揮官は「（昨季は）『回復して次の登板が早すぎた』と言っていた。今季は慎重にいこうと思っている」と方針を明かした。

　日本ハム投手コーチ時代に大谷（現エンゼルス）らの育成にも関わってきた指揮官は、マメができる理由について「大谷もマメがよくできていたけど、彼らは普通の投手の常識を超えた投球をしている。僕らには分からない。対策は彼らが考えていくしかない」と話した。長期離脱を避けるためにも慎重に次回登板日を見定めていく。

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