【西武】今季初のサヨナラ負けで借金1 松井稼頭央監督「あしたしっかり一つ取れるように」
スポーツ報知
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2023.5.6(土) 18:41
◆パ・リーグ オリックス4×―3西武(6日・京セラドーム)
西武にとっては理想通りの試合運びだった。0―0の6回。相手エース山本に対してマキノンの左越え4号2ランで先制すると、4勝目をかけた高橋は走者を出しながらも粘り強い投球で6回を1失点。8回に山川の左前適時打で1点を加えると、平井―佐藤隼とつないで2点リードで9回へ入った。「試合展開はよかったと思います」という松井監督は守護神・増田を投入したが、思わぬ結末が待っていた。
1死後、連打で一、二塁のピンチを招くも宗を遊飛に打ち取って2死。あと1人から中川に投手強襲安打を許して満塁にすると、森に初球の直球を右前へ運ばれて同点に。続く頓宮にも右前へはじき返された。今季初の逆転サヨナラ負けにも松井監督は「当然、抑えはマス(増田)ですし、そこもマスに任せているわけですから。1年間戦っていく中でこういうことももちろんあると思うし、そこは揺るがず、あしたそのチャンスがあればやり返してほしい」と守護神への信頼を口にした。
今季2度目の3連敗で借金1になったが、2戦連続ゼロ封負けだった打線は山本を攻略するなど9安打を放って息を吹き返しつつある。指揮官は「またあしたしっかり一つ取れるようにやっていきたいと思います」と前を向いた。
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