4時間24分の熱戦で引き分けたロッテ 解説陣は7回の采配に疑問「(得点の)確率を上げるならワンアウト三塁」

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2023.5.6(土) 06:50

ロッテ・中村奨吾

◆ 「バントで良かったんじゃないかなって…」

 ロッテは5日、本拠地でのソフトバンク戦を0-0で今季初の引き分け。4時間24分の熱戦は、両軍計15投手が登板し全て無失点に凌ぐ投手戦だった。

 7回、先頭のグレゴリー・ポランコが二塁打を放ち無死二塁のチャンス。二塁に代走を送り中村奨吾が打席に立ったが、2球目を打ち上げ、浅い右飛となり二塁走者が一歩も進めずに終わってしまう。その後敬遠と四球で二死満塁まで持ち込むも無得点だっただけに、悔いが残る打席内容となった。

 5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて番組MCを務めた高木豊氏は、「やっぱり強硬に行ったんですよね」と7回の攻撃について解説。ポランコに代走を送った場面を振り返りながら「0-0で考えるともう一回(打席が)回ってくるじゃないですか。(中村奨も)右の方向に打ってるんですけど、バントで良かったんじゃないかなって…」と不発に終わった采配に疑問符を投げかけた。

 また谷繁元信氏も「1点取ってそのまま逃げ切ろうとしてたと思うんですよね、でその確率が、まあ打った方が確率が高いって吉井監督は感じたと思うんですけど、(得点の)確率を上げるんだったら僕はワンアウト三塁っていう場面を作った方が確率は高いと思いますね」と、やはり中村奨にバントをさせなかった采配について言及していた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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