佐々木朗希、5回無安打無失点のまま降板 今季最多12Kも援護なく4勝目お預け

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2023.5.5(金) 19:46

ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

◆ 風速17メートルの強風が吹く中での登板

 ロッテの佐々木朗希投手(21)が5日、本拠地・ZOZOマリンでのソフトバンク戦に先発登板。今季最多の12三振を奪うなど5回まで無安打無失点の快投を見せたが、0-0の6回から後続にマウンドを譲り今季4勝目はお預けとなった。

 本拠地特有の強風もあり、立ち上がりは制球に苦しんだ右腕。1番・中村晃に四球を与え先頭打者の出塁を許したが、二死後、4番・柳田を161キロの外角直球で見逃し三振に仕留め無失点スタートを切った。2回は先頭から連続三振を奪い回から4者連続三振としたが、序盤はソフトバンクの各打者に粘られ2回まで44球。3回は二死から中村晃に振り逃げでの出塁を許すも続く柳町を空振り三振に仕留めた。

 4回は近藤、柳田、栗原のクリーンアップを圧巻の3者連続三振斬り。前の回から5者連続とした。5回も一死から連続三振を奪い、今季最多の12奪三振に到達。最後までヒットは許さず、5回89球、無安打無失点、12三振1四球の内容で防御率は0.84となった。

 佐々木を援護したいロッテ打線だったが、ソフトバンク先発・石川の前に5回まで2安打無得点。吉井監督は0-0の6回から2番手・坂本をマウンドに送った。

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