日本ハムは9回二死で継投ノーノー逃すも完封勝ち 先発転向の北山が6回零封で初勝利

ベースボールキング

  • ニュース

2023.5.4(木) 16:06

日本ハムの北山亘基

● 西武 0 - 1 日本ハム ○
<6回戦・ベルーナドーム>

 日本ハムは9回二死から初安打を許し、継投によるノーヒットノーランの快挙を逃したが、完封リレーで2カード連続勝ち越し。先発転向した北山亘基がプロ入り後初となる先発勝利(今季1勝1敗)を手にした。

 先発転向後では初先発となった2年目右腕・北山亘基が6回(75球)を投げ無安打無失点、2四球5三振に抑えると、7回表に5番・万波中正が5号ソロを放ち先制。

 得点はこの1点のみだったが、リードを奪った7回からは捕手もアリエル・マルティネスから清水優心に代え逃げ切り体制へ。2番手のブライアン・ロドリゲスが上位打線を3者凡退で封じ、8回は玉井大翔と宮西尚生の両腕で3人斬り。

 大記録がかかる9回は田中正義が2者連続三振で快挙目前に迫ったが、あとアウト1つというところで1番・愛斗に左前安打を許しノーノーならず。さらに連打で一打同点のピンチも招いたが、最後は最少得点差を守りきった。

 継投での無安打無得点試合は2021年8月15日のソフトバンク(日本ハム戦=引き分け)など過去5回。日本ハムは2006年4月15日のソフトバンク戦(延長12回)で八木智哉、武田久、MICHEALの継投で達成しており、今回達成していればプロ野球史上初めて“複数回達成した球団”になっていた。

記事提供:

ベースボールキング