西武・松井稼頭央監督 (C) 産経新聞社

● 西武　0 － 1　日本ハム ○
＜6回戦・ベルーナドーム＞

　西武は9回二死までノーヒットに抑え込まれ完封負け。2連戦も含め4カード連続で勝ち越し無しとなった。

　先発の松本航は6回まで散発4安打でスコアボードにゼロを並べていたが、7回一死無走者の場面で5番・万波中正に左中間席へ5号ソロを放り込まれ、これが決勝点となった。

　援護したい打線は、先発転向した2年目右腕・北山亘基に6回までノーヒットノーランに抑え込まれ苦戦。9回二死の土壇場で1番・愛斗が田中正義からチーム初安打となる左前打を放ち、2番・鈴木将平も連打で一打同点のチャンスをつくったが、最後は外崎修汰が空三振に倒れゲームセット。継投によるノーヒットノーラン阻止がやっとだった。

　援護に恵まれなかった松本は、7回1失点の好投も今季2敗目（2勝）。じわじわと黒星先行の戦いが続いているチームの貯金は残り「1」となった。