【西武】「走魂賞」投票開始! 新戦力の児玉亮涼、マキノンが候補に
スポーツ報知
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2023.5.4(木) 12:11
西武は今季から制定した「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の3・4月分の投票を4日から開始した。
同賞はチームスローガンの「走魂」をチーム全体に意識づけるため監督、コーチがスローガンに見合ったプレーなどで貢献した選手を候補として選出し、ファンクラブ会員の投票によって1軍、2軍それぞれ1人ずつを決定する。
1軍の候補選手7人の中に入ったのがドラフト6位ルーキーの児玉亮涼と新外国人のマキノンの両内野手。ノミネートの報に児玉は「大変光栄です。どんな凡打であっても一塁まで全力疾走するのが自分のプレースタイルです。派手なプレーだけではなく、そういう面も見てくれてたのかな、と思うとすごくうれしいですね」と喜んだ。
マキノンは「自分は決して足は速くないけど、全力で走る、ということにおいては関係ないからね。状況を考えながら『次の塁を狙うぞ』という姿勢を評価してもらったのだったらうれしいよ。もし自分が選ばれたら光栄だけど、すでにライオンズには『走魂』が浸透しているから、誰が選ばれてもおかしくないし、チーム全員が賞にふさわしいと思うよ!」と笑みを浮かべた。
投票は埼玉西武ライオンズファンクラブ会員専用マイページの「アンケート回答」から。ノミネート選手と監督、コーチによる選出理由は以下の通り。
【1軍候補選手】
▽高橋光成投手 4月22日オリックス戦(京セラドーム)で挙げた完投勝利はまさに“走り切った”。その他の試合でも背中で引っ張る投球をし続け、野手に勇気を与える投球をしている。
▽今井達也投手 4月13日ロッテ戦(大宮)の完封勝利。中継ぎ陣を休ませてくれた見事な投球。厳しい投げ合いを制し、最後まで投げ切ってくれた。
▽柘植世那捕手 4月16日日本ハム戦(エスコン)9回、二塁から捕逸の間に一気に生還。まさにスローガン「走魂」を体現するプレー。
▽児玉亮涼内野手 走攻守の部分でチームを助けてくれている。持ち味の“脚”を生かした守備は、見えないチームのミスをカバーしてくれている。新人ながらも高いレベルのプレーを見せてくれている。
▽マキノン内野手 4月16日の日本ハム戦(エスコン)の2回に放った中越え三塁打。果敢な走塁で三塁を陥れると、次打者ペイトンの浅い中飛で生還。4月23日のオリックス戦(京セラドーム)第1打席でも右中間手前への安打で二塁を陥れるなどスローガンを体現している。
▽中村剛也内野手 果敢に次の塁を狙うプレーが随所で光る。中でも4月11日ロッテ戦(ベルーナドーム)6回、中前へ適時打を放つと果敢に二塁へ。セーフになったシーンはその象徴。
▽愛斗外野手 4月26日ロッテ戦(ZOZO)の右ゴロ。見事なチャージで打者走者を刺した。捕球してからも早く、勝ち越しを許さない非常に大きなプレーで、絶対にアウトを取りにいくという“魂”を感じるプレーだった。
【2軍候補選手】
▽黒田将矢投手 今までの“2倍走る”という目標を掲げ、球速もアップした。イースタン・リーグ公式戦の中でも見事に結果を出し、走る姿勢が結果に結びついている。
▽古市尊捕手 キャンプからここまで頑張ってきたが、試合の中でもスピード感があり、走塁面での成長も感じられる。支配下登録をつかむまでに成長している。
▽渡部健人内野手 一塁ランナーコーチから見ても、どんな時でも全力疾走の姿勢がよく見え、スローガンを体現している。
▽蛭間拓哉外野手 常に試合の中で“次の塁を狙う”姿勢はもちろんだが、そこにはチームを鼓舞する姿と映る。
▽モンテル外野手 3軍では結果を出していたが、2軍に昇格した直後の4月21日ヤクルト戦(カーミニーク)で安打を放ち、さらには持ち前の脚を生かして盗塁を決めたこと。
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