【西武】平良海馬が中14日で7回8安打1失点 無傷の3連勝も「僕は全然楽しくなかったんですけど…」

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2023.5.3(水) 18:58

7回1失点の好投で3勝目を挙げた平良海馬

◆パ・リーグ 西武3―1日本ハム(3日・ベルーナドーム)

 西武の平良海馬投手が、疲労の回復を考慮され中14日で登板。毎回のように走者を許しながらも、7回8安打1失点と粘りの投球を見せ、開幕から無傷の3連勝となった。松井稼頭央監督も「粘り強く投げてくれたと思うし、ピンチはありましたけどね、ギアをもう一段階上げるという意味でも素晴らしかった」と絶賛した。

 4回に万波、野村の連続長打で1点を失ったが、続く無死三塁では後続を断ち、最少失点で切り抜けた。2回を除く毎回、走者が塁上をにぎわしたが、ホームは踏ませなかった。

 最大のピンチは1点リードで迎えた7回、代打マルティネスの二塁打と五十幡のバントヒット、四球で無死満塁。打席には昨季のパ・リーグ首位打者・松本剛を迎えたが、投ゴロで1―2―3の併殺打に仕留めると、続く谷内はこの日の最速156キロの直球で追い込むと、最後はスライダーで中飛に仕留め、リードを守り切った。

 7回の場面、中継ぎの経験が生きたかを聞かれた平良は「気持ちは変わらないんですけど、三振を取るという意味で変わらなくて。球数も投げていましたし、この回が最後だと思ったからこそ全力で投げられた。そういう感覚はありました」と振り返った。

 お立ち台では「本当にホッとしましたし、お客さんは本当に楽しんでいただけたのではないかなと思います。僕は全然楽しくなかったんですけど、よかったです」と盛り上げていた。

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