西武が連敗3で止める 平良7回1失点の粘投で3勝目、無死満塁も無失点で凌ぐ

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2023.5.3(水) 17:03

西武・平良海馬 (C) Kyodo News

○ 西武 3 - 1 日本ハム ●
<5回戦・ベルーナドーム>

 西武は連敗を「3」でストップ。8安打を許しながらも7回1失点と粘ったが先発・平良が3勝目を手にした。

 2勝目を挙げた4月18日のソフトバンク戦(東京ドーム)から中14日で先発した平良。初回は1番・松本剛へ死球、続く谷内には中前打を許し無死一、二塁のピンチを招いたが、クリーンアップの3人をキッチリと抑え無失点スタートを切った。

 3回まで無失点だったものの、4回は3番・万波に右中間フェンス直撃の二塁打を許すと、続く野村の打球は中前打。これをダイビングキャッチしようとした中堅・西川が後逸してしまい結果は適時三塁打となった。先制を許しなおも無死三塁のピンチだったが、後続をピシャリと封じ2失点目は許さず。同点に追いついてもらった直後も一死二塁のピンチを凌ぎ、味方打線の逆転劇により勝利投手の権利を得た。

 1点リードの7回は、自らのバント処理のミスもあり無死満塁の大ピンチを招いたが、松本剛を投ゴロに仕留め1-2-3と渡る併殺。続く谷内は中飛に退け、この回もピンチで粘りゼロを刻んだ。平良は先発転向後最多タイの115球を投げ、7回8安打1失点、6奪三振2四死球の粘投。3勝目の権利を持って降板し、防御率は1.73となった。

 打線は好機での内野ゴロ2本で2得点。1点リードの8回は6番・山川の復帰後初安打となる左前適時二塁打で貴重な3点目を加えた。

 救援陣は1点リードの8回、2番手のティノコが一死一、二塁のピンチを招くも、代わった佐藤隼が見事な火消し。9回は増田が5セーブ目で締めた。

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