オリックスが接戦制しカード勝ち越し 山﨑福也「100点」の今季初勝利

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2023.4.20(木) 21:03

オリックス・山﨑福也 [写真=北野正樹]

○ オリックス 3 - 1 楽天 ●
<5回戦・京セラD大阪>

 オリックスは2試合連続でロースコアの接戦を制しカード勝ち越し。先発した山﨑福也が今季初勝利を手にした。

 打線は1点を先制された直後の3回、二死無走者から2番・宗佑磨が中安打で出塁し、3番・森友哉が右中間へ適時二塁打を放ち、すぐさま試合を振り出しに戻すと、5回には「1番」に打順を上げた中川圭太が1号勝ち越しソロ。相手先発・藤平尚真から長打で得点を上げ逆転した。

 さらに、7回には宗が一死二塁のチャンスで試合の流れを決定づける適時二塁打。二塁ベース上でガッツポーズを見せた背番号6は、チーム唯一のマルチ安打、2得点に絡む活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。

 投げては、先発の山﨑福也が緩急自在に楽天打線を翻弄し、6回2/3(77球)を投げ無四球無失点ピッチング。太田光にソロ本塁打を許した3回以外は、リリーフ投手陣も含め1人の走者も許さないほぼ完璧な継投で白星を手繰り寄せた。

 試合後、お立ち台に上がった左腕は、「ホッとしています」と今季初勝利に頷き、会心の投球内容に「100点です」と笑顔。4月1日の西武戦以来、約3週間ぶりの一軍登板ということで、「少し(登板間隔が)空いて正直不安もありましたけど、なんとか良い投球ができて良かったです」と安堵の表情で振り返った。

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