【日本ハム】サブマリン鈴木健矢が20日ロッテ戦で今季初先発へ シンカー自信「打ち取れる球種になった」

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2023.4.20(木) 07:10

ブルペンで投球練習をする鈴木

 日本ハム・鈴木健矢投手(25)が20日のロッテ戦(エスコン)で今季初先発する。チーム事情で開幕から中継ぎに回ったが、計6戦を自責0と抜群の安定感を見せ、新庄剛志監督(51)が「先発いかせたい」と起用を決断。4年目のサブマリンは「自分の仕事をするだけ」と闘志を燃やした。

 縁起のいい相手から白星を奪う。昨季途中から先発転向した右腕は、9月27日のロッテ戦(札幌D)で先発初勝利を挙げた。6回2安打無失点で封じた記憶は脳内に刻まれており「いいイメージがある。(相手の)メンバーは変わりつつあるけど、気にせず一人ずつ投げていきたい」と頼もしい。

 「左」を封じる。昨季は対右の被打率が1割9分に対し、対左は2割9分5厘。リーグ首位打者を走る藤原の名も挙げ「一番のキーになる」と警戒した。だが今季はひと味違う。昨季途中に横手から下手に腕の位置を下げたことで制球力が向上したシンカーを有効的に使い「すごく打ち取れる球種になった。使いものにならなかったところから、自信が出てきた」と手応え十分で立ち向かう。

 19日はブルペンで変化球も交えて28球を投じ「すごくいい感じ」と状態の良さをアピール。1日・楽天戦でエスコン初の勝利投手にもなった背番号47は「力んだらダメ。結果は後からついてくる。遊びの要素も入れて、テンポ良く投げたい」と笑顔で快投を誓った。(堀内 啓太)

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