◆パ・リーグ　西武３―２ソフトバンク（１９日・ベルーナドーム）

　西武の２年目左腕・隅田知一郎投手が６回１失点で約１年ぶりとなるプロ２勝目を挙げた。昨年３月２６日のオリックス戦（ベルーナドーム）以来となる白星。自身の長い連敗を１２で止め、お立ち台で「長らくお待たせしました」と声を弾ませた。

　前回１２日のロッテ戦（ベルーナドーム）では四球をきっかけに失点したとあって「とにかく前回登板の反省をしっかり生かして、ゾーン内で勝負しようと思っていました。柘植さんともよく話し合いながら、自分の持ち味であるカーブとチェンジアップをベース板付近に集めるということに集中していました」。最速１５０キロの速球にカーブ、テェンジアップをストライクゾーンへ投げ込んで勝負。打線も隅田の力投に応えるように若林が先制の１号ソロを放てば、同点の４回にはマキノンが左越えへ勝ち越しの２号２ランを放つなど援護。「いつも打ってくれると信じているので、打った瞬間は立ち上がってしまいました」と笑みを浮かべた。

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