ロッテのドラ2友杉がプロ初適時打含む猛打賞の活躍! 井端氏が「特に評価したい」と注目したプレーとは?

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2023.4.19(水) 07:44

4回に同点適時打を放つロッテ・友杉 (C)Kyodo News

◆ 22歳のルーキーがレギュラー獲りへアピール

 ロッテのドラフト2位ルーキー・友杉篤輝が18日に敵地で行われた日本ハム戦に「2番・遊撃」で先発出場。3安打1打点に1盗塁をマークし、チームの勝利に貢献した。

 4回表、先頭の藤原恭大がライトへの三塁打を放ちチャンスで打席を迎えると相手先発・金村尚真が投じた2球目のツーシームにうまく合わせてセンターへ抜けるプロ初の適時打を放つ。後続の山口航輝がピッチャーゴロを放ち二塁まで進むと、安田尚憲の打席では金村の二度に渡る暴投で一気に本塁に生還。バットだけでなく足でも追加点をもぎ取った。

 続く6回表の第3打席ではスプリットに食らいつきショート深くへのゴロを放つと、俊足を飛ばして内野安打に成功。また8回表の第4打席では意表をついて初球セーフティバントで出塁し、プロ初の猛打賞を記録した。

 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の井端弘和氏は友杉について「守備と足ならすぐプロでも通用すると思っていて、あとは打撃だけだったんですけど」と語り、「(今日の試合は)コンパクトに打っていた」と打撃面の成長も評価。

また、「特に評価したいのは(8回一死一塁での)三塁へのセーフティバントですね。(このバントで)一塁走者の藤原が三塁まで行くことができた」と振り返り、「この回は点になりませんでしたが、ロッテが点を取るのはこういう(足を絡めた)野球だと思います。こういうシーンが多く見られれば上位に行く可能性もある」と開幕からリードオフマンとして起用される藤原との俊足コンビでの活躍に期待を寄せていた。

 藤岡裕大との併用については「(相手ピッチャーが)右か左かで代えているので、この二人が2番に入ることによって非常に打線にも良いと思います」と相乗効果がもたらす好影響にも言及。

 ロッテの長年の課題となっていた正遊撃手候補として期待される22歳のルーキーの活躍に今後も期待したい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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