ソフトバンク・藤本博史監督が１８日の西武戦（東京Ｄ）の試合前練習中に取材に応じ、増田を１９日の同カード（ベルーナＤ）で１軍昇格させることを明言した。「状態がいいんで。２ストライクからしつこい打撃ができるから、代打でも使える。（スタメンと代打）どっちも考えています」と期待を寄せた。

　６年目の有望株はウエスタン・リーグ、オリックス戦（タマスタ筑後）に「３番・右翼」で出場して、２二塁打をマーク。同通算打率３割４分と結果を残し、白羽の矢が立った。

　一方で、不調の正木の処遇についても言及。２年目の飛躍が期待されるが、１８日の試合前の時点で１８打席無安打と苦しんでいる。指揮官は「安打が出ながらの内容が悪いならいいけど、気持ちが焦っているのか、どんどん沈んでいく感じ。それなら一回ファームで、また打ったらそのあとチャンスをあげられる。開幕から５０打席とは言ったけど、こういう内容とは思っていなかった。状態が悪いまま５０打席やっても意味ないからね。いい時に元に戻してやるというのも考えないといけない。まだ決定しているわけじゃない」と説明した。

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