22年12月、全日本フィギュアで優勝した坂本花織

◆ マウンドから「感謝の気持ちを込めて」

　オリックスは17日、女子フィギュアスケートの坂本花織選手（23＝シスメックス所属）が、22日に京セラドーム大阪で開催される西武戦の特別始球式に登場すると発表した。

　坂本は昨年12月の全日本選手権で連覇を果たすと、今年3月に開催された世界選手権では日本女子初の連覇を達成。23年4月7日発表のISU世界ランキングで1位に君臨している。

　大役が決まった坂本は「世界フィギュアスケート選手権大会とほぼ同時期に開催されたWBCでの日本優勝に心を動かされました」と、野球日本代表・侍ジャパンから刺激を受けていたことを明かし、「まるで『世界選手権、頑張れ！』と言われているような気持ちになり、ミスがあっても最後まで全力で演技しようと思うことができ、連覇を達成することができました」と球団を通じてコメント。

　「今回の始球式では、WBCに出場した選手のみなさん、そして今シーズンたくさんの応援をしていただいた方々への感謝の気持ちを込めて、会場にお越しになったみなさんへ私からの元気を届けられたら嬉しいです」と、意気込みを口にした。

　試合入場券などの詳細は、オリックス球団公式サイトまで。


◆ 坂本花織選手・コメント全文

世界フィギュアスケート選手権大会とほぼ同時期に開催されたWBCでの日本優勝に心を動かされました。

フィギュアスケート以外の競技から大きな刺激をもらい、まるで「世界選手権、頑張れ!」と言われているような気持ちになり、ミスがあっても最後まで全力で演技しようと思うことができ、連覇を達成することができました。

今回の始球式では、WBCに出場した選手のみなさん、そして今シーズンたくさんの応援をしていただいた方々への感謝の気持ちを込めて、会場にお越しになったみなさんへ私からの元気を届けられたら嬉しいです。