【楽天】振り逃げの送球をポロリ 逆転2ラン招く凡ミスに「捕らなきゃいけなかった」とフランコ

スポーツ報知

  • ニュース

2023.4.16(日) 18:34

8回無死、牧原大成の空振り三振で炭谷銀仁朗からの送球を落球するフランコ(カメラ・池内 雅彦)

◆ソフトバンク6―3楽天(16日・楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は1点リードの8回に、セットアッパーの西口直人投手が中村晃に逆転2ランを浴び、ソフトバンク戦連勝を逃した。

 ベテラン・岸孝之投手の通算150勝を吹っ飛ばす悪夢の逆転劇。きっかけは一塁を守るマイケル・フランコ内野手の凡プレーだった。先頭・牧原がワンバウンドのフォークで空振り三振…のはずが、捕手からの何でもない送球をミットに当ててポロリ。予想外の形で同点の走者を背負った西口は、続く中村晃に3ボール1ストライクからの高め直球を右翼席に運ばれた。

 試合後、パーカーのフードを頭にかぶり、神妙な表情で引き上げたフランコは「言い訳はしない。捕らなきゃいけなかった」と、言葉少なにミスを振り返った。

 4番打者としても3試合連続無安打で、打率2割5厘と1割台転落寸前。渡辺直人内野守備走塁コーチ兼打撃コーチ補佐は「集中力を欠いたとは思わないが、打率が上がっていないというのもあるかもしれない。そういう時こそ守りからしっかりやってほしい。まじめな選手なので、本人が一番分かっていると思う」と立ち直りを望んでいた。

関連ニュース

【楽天】岸孝之が通算2000奪三振を達成 プロ野球23人目
【楽天】ソフトバンク戦は雨天中止
【楽天】田中将大、球団「魔の金曜日」19連敗で止めた 5回7安打も「絶対点与えない」0封で2勝目
【楽天】安田悠馬“ブラックフライデー”ストップ弾!金曜連敗「19」でやっと止めた
【楽天】石井一久監督「なかなか事を起こすことができていない」天敵・田嶋を打ち崩せず借金4

記事提供:

スポーツ報知