西武は敵地2連勝でカード勝ち越し エンス6回ノーノー継投直後に失点も逃げ切り

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2023.4.16(日) 16:18

西武のエンス[写真=北野正樹]

● 日本ハム 2 - 6 西武 ○
<3回戦・エスコンF>

 西武が敵地で2連勝。3連戦カードは3連続の勝ち越しで、今季8勝6敗の貯金2とした。

 打線は2回に6番・ペイトンの犠飛で先制し、2番・呉念庭の適時打で加点。2点の援護をもらった先発・エンスは、初回から3回にかけて7者連続三振と完璧な立ち上がりを見せ、6回(91球)を投げ無安打無失点、2四死球8三振と、完ぺきな内容でゲームメイクした。

 ノーヒットノーランの快挙もちらつく中、7回に送り出した2番手・森脇亮介が清宮幸太郎に初安打を許し、押し出しの四球で失点したが、なおも続くピンチを3番手・平井克典が無失点で切り抜ける好リリーフ。

 ヒヤリとした直後の8回に4番・中村剛也の犠飛で再び2点差とし、9回には満塁のチャンスで2度のワイルドピッチで満塁走者一掃の3得点。相手のミスを突く好走塁も飛び出しダメを押した。

 今季3試合目の先発登板で6回までノーノーピッチングを見せたエンスは今季初勝利(1勝2敗)。開幕2連敗で悪化していた防御率は「8.10」から「4.26」に良化した。

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