ソフトバンクが投手戦制し貯金4 藤井は開幕から無失点継続で2勝目

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2023.4.9(日) 17:45

ソフトバンクの藤井皓哉

○ ソフトバンク 3 - 1 西武 ●
<2回戦・鹿児島>

 ソフトバンクが投手戦を制し、連敗を「2」でストップ。今季から先発転向した藤井皓哉は開幕から自身2連勝を飾った。

 前日に完封された打線は、西武の先発、ディートリック・エンスに3回までゼロに抑え込まれるも、4回に近藤健介、柳田悠岐の連打をきっかけにチャンスを作り、6番・今宮健太の中犠飛で先制。すると、ここから2者連続押し出しを含む3連続四球で加点。試合後半は追加点を挙げられなかったが、4回に先制した3得点で主導権を握った。

 今季初登板から中7日で先発した藤井は、初回を3者連続三振に抑える完璧な立ち上がりを見せ、5回までわずか1安打の快投。最後は6回二死から内野安打と連続四死球で満塁のピンチを招き降板したものの、後を受けた嘉弥真新也が無失点で切り抜ける好リリーフを見せた。

 5回2/3(104球)を投げ2安打無失点、4四死球8三振だった藤井は今季2勝目。7回無失点で今季初登板初勝利した1日・ロッテ戦に続き、2試合連続の無失点ピッチングで白星を積み上げた。

 試合後、ヒーローインタビューに応えた右腕は「なんとか粘り強く投げられたので、そこは良かったと思いますけど、次こそはイニングを投げきれるようにやっていきたい」とピンチを招き途中降板したことを悔いるコメント。攻守に渡る野手のサポートに感謝を示しつつ、自身の連勝については「それだけチームが勝っているということなので、また続けていけるように頑張っていきたいと思います」と話した。

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