◆パーソル　パ・リーグ　オリックス０―５ソフトバンク（５日・京セラドーム）

　ソフトバンクが開幕５連勝を飾った。

　先発・和田は５回４安打無失点の好投で今季初勝利。４２歳のベテラン左腕らしく、２～４回は得点圏に走者を背負いながらも、粘り強い投球を見せ、無失点で切り抜けた。「調子は良くありませんでしたが、野手のみなさんのおかげで、気持ちを強く持って投げることができた。援護してくれた野手に感謝したい」。今井雄太郎の４１歳９か月を抜き、球団最年長白星を挙げた。

　強力打線はこの日も機能し、初回１死一、三塁で４番・栗原が中前適時打。勝負強い主砲は、シーズン５戦目ではや２ケタの１０打点に到達した。不動の２番打者・近藤も２回に中前適時打、４回２死一、二塁では一塁線を破る２点二塁打を放った。

　チームは昨季３勝１０敗（主催試合除く）と苦しみ、Ｖ逸の一因となった鬼門・京セラドームで２０年１０月以来、１０カードぶりの勝ち越しを決めた。６日の一戦は２年連続沢村賞の難敵・山本由伸との対決。連勝を伸ばし、さらに勢いをつけたいところだ。

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