楽天、本拠地開幕戦は零敗…打線振るわず3併殺の拙攻、則本6回2失点も黒星

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2023.4.4(火) 19:10

楽天・石井監督 (C)Kyodo News

● 楽天 0 - 4 西武 ○
<1回戦・楽天モバイル>

 楽天は本拠地開幕戦で4安打完封負け。3併殺を喫するなど攻撃陣の拙攻が目立った。

 初回は先頭の辰己が死球で出塁するも、2番・小郷が三邪飛に倒れたあと、3番・フランコは三ゴロ併殺。2回は4番・浅村が四球で歩いたが、続く島内が二ゴロ併殺に倒れた。3回は7番・山﨑、続く黒川の連打で無死一、二塁としたが、9番・太田が送りバント失敗で三塁封殺(結果は投ゴロ)。続く辰己、小郷も凡退した。

 制球に苦しむ西武先発・今井から4イニング連続で先頭打者を出塁させるも、拙攻続きでゼロ行進。2点追う8回もフランコが三ゴロ併殺に倒れ計3併殺を記録した。

 本拠地開幕戦を託された先発・則本は、4回まで1安打無失点の安定投球。しかし5回、先頭打者の四球からピンチを招き、西武の新人・児玉にプロ初安打初打点となる適時二塁打を浴びるなど2点を失った。

 9回はプロ初登板となったドラフト2位の小孫(鷺宮製作所)が先頭から3者連続四球を与え降板。リリーフした弓削が2点適時打を許し突き放された。

 打線は好機を生かせぬ展開が続き、投手陣は2度のピンチでいずれも失点。ファンにとってはフラストレーションが溜まる本拠地開幕戦となり、6回4安打2失点の則本は敗戦投手となった。

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