◆パ・リーグ　日本ハム１―２楽天（２日・エスコン）

　楽天・松井裕樹投手が２―１の９回からマウンドに上がり、３者凡退と安定感のあるピッチングを披露。１９９セーブをマークし、史上最年少での２００セーブまで残り１とした。

　９回、先頭の上川畑を左飛、続く宇佐見を見逃し三振に斬ると、代打の万波を三直に仕留め試合を締めくくった。「チームが勝ったのが一番よかったです」と安どの表情を浮かべながら、「僕は最後投げただけ。前のイニング、翔天と西口がつないでくれたので、そこに尽きると思います。彼らの頑張りがあったからゲーム取れたと思う」と共にブルペンを支える後輩たちをねぎらった。

　石井一久監督は「昨日、我慢したかいがありました。彼が投げる場所がチームとしてできたので、しっかりと役割を果たしてくれた」と松井裕をたたえた。

　金字塔に王手をかけたチームの守護神。最速で４日の本拠地開幕戦（楽天モバイル）で到達の可能性があり「ホームで決めたいなと思うので、ぜひ球場に来てもらえればうれしいです」と笑顔を見せた。

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