◆パーソル　パ・リーグ　西武２―９オリックス（１日。ベルーナドーム）

　オリックスが１３年ぶりの開幕２連勝スタートを切った。ヒーローは杉本だったが、投で光ったのがベテラン・比嘉。４点差に迫られた５回に２番手で投入され、マキノン、外崎、山川の中軸を１０球で片付けた。「（４回２失点だった先発の山崎福も）悪くなかったですけど、これ以上（点差を）詰められたら雰囲気が変わる」と中嶋監督の期待に応える好救援。チーム最年長の４０歳右腕は「チームが勝ったので良かった。サチ（山崎福）も悔しいでしょうし」と後輩左腕を気遣った。

　５点リードの４回無死満塁では、中堅・福田がスーパープレー。中前に落ちそうな山村の打球に猛チャージし、ダイビングキャッチでアウトにした。開幕スタメンは茶野に譲ったものの、２試合目で「２番・中堅」に座ったガッツマン。昨季ゴールデン・グラブ賞の守備力を見せ「サチヤが苦しんでいたので、何とかして救いたかった。あそこは思い切って行きました」と汗をぬぐった。

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