◆オープン戦　楽天１―３巨人（２６日・東京Ｄ）

　ＷＢＣに参戦していた楽天・松井裕樹投手が２６日、巨人戦（東京Ｄ）でチーム合流後初登板し、３者凡退に抑えた。

　８回から５番手としてマウンドに上がると先頭の松田を空振り三振に斬り、続くブリンソンを中飛、坂本を右飛に打ち取った。凱旋登板を終え「とりあえず無事に投げられてよかったです」と安どの表情を浮かべた。開幕へはコンディションを見ながら調整を行う予定で「自分の中で変な癖というか課題が見つかった。最後にいい形があったので自分のものにできるように修正していきたい」とシーズンへ磨きをかけていく。

　ＷＢＣでは１次ラウンドの１０日、韓国戦（東京Ｄ）で登板し、１回を無失点。世界一に輝いた左腕の次なる目標は１０年ぶりの日本一。「今シーズン、ビールかけをしたい。力を合わせて前を向いて頑張れるように」と前を向いた。

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