西武、OP戦2度目の完封リレー 新戦力のティノコ&青山は5試合連続無失点

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2023.3.25(土) 18:21

西武のヘスス・ティノコ[写真=北野正樹]

○ 西武 5 - 0 DeNA ●
<3月25日 ベルーナドーム>

 西武がDeNAに快勝。投手陣が今オープン戦2度目の完封リレーを達成した。

 先発左腕のエンスは立ち上がりから安定した投球。オープン戦ラスト登板を5回3安打無失点で終え、4月1日の開幕2戦目・オリックス戦(ベルーナドーム)を万全の状態で迎えることになった。

 6回以降は大曲、森脇、新外国人のティノコ、ドラフト4位の青山(亜大)が1イニングずつ無失点。それぞれパーフェクト救援を披露したティノコと青山は、オープン戦は初登板から揃って5試合連続無失点となった。

 打線は1番・ペイトンと2番・マキノンの新外国人コンビが揃って2打点。6回にはWBCから戻って来た4番・山川に復帰アーチが飛び出し5-0とリードを広げた。

 松井監督は試合後、好投したエンスについて「真っ直ぐの強さがあって立ち上がりの入りもよかった。順調に開幕を迎えられると思う」と太鼓判。平良の先発転向で不安視されていた中継ぎ陣については「今日も素晴らしかった」と順調ぶりを称えた。

 復帰初戦で豪快アーチを放った主砲については、「山川がどっしりと4番に座って、一発はもちろん、効果的な点も取れた。4番にしっかり座れる軸がいるのはチームとしても大きい」とコメント。状態が上向きの新助っ人野手ふたりについては、「ペイトンはヒットが出てホッとした部分もあったと思う。マキノンは内容がよくコンタクトできる打者。ランナーが溜まった状態でああいう中距離打者は期待できる。(三塁で憤死したが)積極的な走塁もよかった」とそれぞれ評価した。

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