【オリックス】世界一メンバーの山本由伸、4・6ソフトバンク戦先発へ リーグ3連覇へライバルたたく

スポーツ報知

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2023.3.25(土) 04:00

キャッチボールを行う山本由伸(カメラ・石田 順平)

 オリックス・山本由伸投手(24)が4月6日のソフトバンク戦(京セラD)で先発することが有力になった。侍ジャパンの中核を担った右腕は24日にチームに合流。中嶋監督らとの話し合いで状態を確認し、シーズンの初陣を設定したとみられる。2軍での調整登板を経て、問題がなければ、WBC世界一に貢献した不動のエースが開幕ローテに名を連ねる公算が高まった。

 由伸は12日のオーストラリア戦(東京D)で4回1安打無失点、8奪三振の快投を見せ、21日(日本時間)のメキシコ戦では、2番手で3回1/3を3安打2失点。22日(同)の決勝・米国戦は登板予定がなく、同日からNPB球の使用を再開している。この日はキャッチボールなどで汗を流し、凱旋セレモニーに参加。「体はしっかりできている。しっかり調整して、開幕に合わせていけたら」と意気込んだ。

 同じく日の丸を背負った宮城も、開幕3カード目の4月7日からの日本ハム3連戦(京セラD)での先発に照準を定める見込み。中嶋監督は「慎重な部分もあると思いますけど、本人たちの感覚だけ。体は元気だと思う」と説明した。

 ソフトバンクはオフにFAでの近藤獲得をはじめ、大型補強を敢行。リーグ3連覇に向けた強力なライバルにいきなり、2年連続沢村賞の大黒柱を投入する勝負手が繰り出されそうだ。

■宮城は開幕直訴も「却下されました」

 〇…山本、宮城、山崎颯、宇田川のWBC世界一メンバーがチームに合流し、試合前に凱旋セレモニーが行われた。軽めのメニューで汗を流した山本は「体はしっかりできている。また(NPB球に)ボールが戻ったり、多少変わるので、しっかり調整して開幕に合わせていけたら」と切り替えた。宮城は「(中嶋監督に)開幕戦をお願いしますと言っておきました。でも、却下されました」と、報道陣の笑いを誘った。

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