【ソフトバンク】第1回WBC優勝監督の王貞治球団会長、侍ジャパンの世界一奪回に感激「栗山監督の大ヒット」
スポーツ報知
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2023.3.22(水) 15:05
06年の第1回WBC優勝監督のソフトバンク・王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーが22日、電話取材に応じ、09年の第2回大会以来、14年ぶりに世界一奪還を果たした侍ジャパンに賛辞を贈った。
この日の決勝戦は自分の部屋でテレビ観戦したという。王会長の主な一問一答は以下の通り。
―世界一奪還
「素晴らしかったですね。強かったですよ」
―決勝戦を振り返って
「やっぱり決勝戦出てくるぐらいのチームだから、お互いにレベル高いから、そう簡単に点は入らないと思ったんですけど、やっぱり投手たちがよく頑張りましたよね」
―大谷が締めた
「そうですね。ダルビッシュ―大谷と出てきた時にはビックリしましたよ」
―今大会、大谷が投打に大活躍
「やっぱりね。アメリカであれだけの成績を出すだけのことはありますよね。やっぱり彼が出場してくれたこと自体でものすごくこのWBCが盛り上がったでしょ? 盛り上がってもね、案外空振りなんてケースが出てくることもあるんだけど、彼は本当にそれを関係なくね。より盛り上げてくれましたよね」
―日本では不振だった村上がホームラン。王会長が監督を務めていた時の福留と重なる部分も
「WBCなんかはね。やっぱり相手の投手のことあんまり知らないでしょ? だからホームランというのはなかなか難しいんですけどね。まあ、昨日の試合でも彼は決勝打打ったでしょ? やっぱり少しずつ本来の調子が出てきた時にアメリカでの準決勝、決勝にあたったから、彼が本当にいい感じでこの後シーズンにも入れるんじゃないかなと思うぐらいにいい雰囲気でこのWBCやってましたよね」
―ダルビッシュの存在
「彼が最初から、宮崎のキャンプから出てきてね。やっぱりやる以上勝つんだというね。メジャーリーガーとしてのプライドというかな。多分選手たちにはメジャーがそんなに、みんながすごい、すごいと思うほどじゃないよというようなことも言ってくれたんだろうと思うんだけど、やっぱり彼が最初から出て、いろんな意味でね。選手たちにいい影響を与えてくれたのが大きかったですよね」
―ソフトバンクでは近藤の打撃が光った
「そうですね。キャンプから見ていて、だいぶ調子がいいのは分かってたんですけど。やっぱり2番というポジションで本当によく頑張ってくれましたよね」
―チームに戻ってきても期待できそう
「やっぱり実力があるなというのはもう実証しましたよね、自分でね」
―大会を通しての栗山監督の采配
「選手をうまく使いましたよね。本当に投手も、それぞれの役目とは違う立場で投げた人もいるわけですからね。でも、やはりみんなそれぞれ、自分の任された部分でしっかり役目を果たしたんじゃないですかね」
―ダルビッシュ―大谷の継投は栗山監督にしかできない
「いやあ、それはね。なかなかメジャーの選手たちだから。最後に使うというのはね。どういう話でダルビッシュ、大谷選手と栗山監督が話したのか分からないけど、なかなかそういう決断はしにくいところだったですよね、確かに」
―WBCという大会も年々盛り上がっている
「WBCはもうとにかく、世界一を競うんだというのが。僕がやった頃は全然そんな雰囲気なかったですからね。今回は特にコロナで飛んでましたからね。だから、そういった意味では参加した選手たちの思いというのがものすごく強い大会でしたよね。それぞれの各地での予選も盛り上がりましたしね。だから、やはりアメリカでの準決勝、決勝というのは世界中から注目されたんじゃないですかね」
―栗山JAPANに声をかけるなら
「何ていったって、栗山監督の大ヒットですよ。今回の指揮はね。やはり大変優秀な選手たちが集まったけど、それだけに使い方は難しかったと思うんですよね。でも、やっぱり決断すべきところは本当に決断して、すごいなと思うところがありましたよね。選手の起用なんかもね。でも、やっぱり信念持って彼が長年代表チームの選考のためにも、各選手の特徴も見たりなんかしてたから。彼としては揺るぎない起用法だったんだと思います。それが勝ちにつながったんですから、本当に最高にね。彼としてはしてやったりと思ってると思います。本当にお疲れさまでしたと言いたいね」
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