盗塁阻止率は甲斐に次ぐリーグ2位の.385をマーク
福岡ソフトバンクの高谷裕亮捕手が17日、契約更改に臨み、現状維持の推定3400万円でサインした。
今季の高谷は4月に右肘、7月に左膝を手術しながらも、73試合に出場。主に“抑え捕手”として試合終盤のマスクを任された。盗塁阻止率も甲斐拓也捕手に次ぐリーグ2位の.385を記録し、ベテラン捕手として存在感を示した。
「試合以外に、若手の投手や外国人投手とのコミュニケーションという部分を評価していただきました。それは捕手として嬉しいこと。自分の役割は果たせたのかなと思います」
とはいえ「スタートからつまづいたことは、自分でも悔しかったしチームにも迷惑をかけた」と右肘の故障を反省した。
来季については「個人の具体的な数字はないですが、やっぱりリーグ優勝することが目標だし、どんな形でも貢献したい。このポジションで若手に負けないように、そしてケガをしないようにやっていきます」と決意を口にした。1月は昨年同様に大牟田と筑後で自主トレに励む予定だ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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