【西武】高橋光成投手ら選手が今季も社会貢献活動を継続

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2023.3.21(火) 12:25

西武

 西武の選手が今季も社会貢献活動を継続していく。高橋光成投手は登板した試合ごとに2万円を積み立てて「NPO法人日本捜索救助犬協会」に寄付する活動を2021年から行っているが、今季は登板数に応じて3万円を積み立てる。また、昨年から開始した群馬県の豊かな森林を守る事業への支援については、勝利数に応じて3万円を積み立てる内容にした。

 平井克典投手は昨年から登板した試合数に応じて1万円を積み立てボールやバットなどの野球用具を出身地の愛知・一宮市内の小学校へ寄贈しているが、新たに自身の勝利数に応じて2万円を積み立てる条件を追加した。平良海馬投手は昨年、埼玉県と地元沖縄県の社会福祉協議会に登板数ごとに1万円を積み立てて合計金額の半分ずつを寄付していたが、今季は登板数ごとに3万円を積み立てる条件に変更した。

 さらに、今井達也投手と栗山巧選手は所沢市在住の知的障害児や肢体不自由児と家族が集まり教育、福祉、生活、労働、医療への理解を高める活動を目的とする「所沢市手をつなぐ親の会」へベルーナドームのシーズンシートのプレゼントを4季ぶりに実施。増田達至投手、佐々木健投手、山川穂高選手、外崎修汰選手、源田壮亮選手、中村剛也選手、岸潤一郎選手も昨季に引き続き同様の活動を継続し、斉藤誠人選手は日本プロ野球選手会の協力のもとドナルド・マクドナルド・ハウスへの寄付を新たに開始する。選手会として新たに所沢市内のこども支援を行っている団体へシーズンシート8席分を贈る活動を行う。

 高橋光成「昨年12月に日本捜索救助犬協会の訓練で救助犬たちと触れあって、もっともっと活動の協力をしたいという思いが芽生えたので、今年はさらに支援金額を増やすことを決めました。(訓練の際に)閉所恐怖症の僕を狭い障害物の中からすぐに見つけてくれた(救助犬の)エルザたちのために、より一層腕を振って投げていきたいと思います」

 平井克典「シーズンオフに母校の浅野小学校へ行き自治体の方やこどもたちとふれあったのですが、こどもたちの笑顔や応援に元気をもらいました。ここでの活動が地元のスポーツ振興に寄与したい思いを一層強くさせ、今年は勝利数に応じた寄付を追加したので、シーズンを通して鉄腕ぶりを発揮できるよう頑張ります」

 平良海馬「今シーズンは先発に転向するので、シーズンを通して先発ローテーションの一角としてチームの勝利に貢献したいです。そして、1試合でも多く、1イニングでも長く投げて、埼玉県や地元沖縄県のこどもたちへ、シーズンオフに良い報告ができるようがんばっていきたいと思います」

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