◆ＷＢＣ２０２３　▽準決勝　日本―メキシコ（２０日・ローンデポ・パーク）

　侍ジャパンのオリックス・山本由伸投手（２４）は第２先発として快投を誓った。

　山本が爽やかに快投宣言した。準決勝は佐々木朗からバトンを受け、２番手以降で待機する予定。１８年にはリリーフの経験もあり「とにかく絶対に勝ちたいので。気持ちを整えて挑みたいです」と心に誓った。

　米国到着後、少し悩んでいた時差ボケもほぼ解消の様子。「（時差ボケは）ほんと、あとひと息です。あしたには問題ないと思います」。１日１２時間睡眠に加え、ダルビッシュの助言で朝日を浴びることも心がけた。昨年１２月にも訪れているローンデポ・パークのブルペンも確認。「特に問題はない」とうなずいた。

　前日は大谷やヌートバーらと食事会を楽しみ「今しかできない。すごくいい時間を過ごせました」とまた刺激をもらった。「すごく寂しいですけど、あと２試合しかできない。とにかく全力を出し切って、最高の終わりにしたいです」。１２日のオーストラリア戦（東京Ｄ）では４回を１安打無失点、８奪三振と完璧。世界一奪還へ、最高の流れを呼び込む。（長田　亨）

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