【侍ジャパン】佐々木朗希、13時間フライトも”ダルサプリ“で爆睡…ダルビッシュ「めっちゃ効いてるやん」

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2023.3.19(日) 04:30

岡本和真(中)は自身のインスタグラムで佐々木朗希(左)、村上と試合観戦する写真を投稿(@kazuma.okamoto25より)

 決戦の地である米フロリダ州・マイアミに到着した侍ジャパンは17日(日本時間18日)、大学の施設で5選手が自主練習を行った。20日(同21日)の準決勝メキシコ戦に先発予定のロッテ・佐々木朗希投手(21)、2番手以降で救援待機する見込みのオリックス・山本由伸投手(24)は時差ぼけ対策の万全を強調。朗希はその後、準々決勝のメキシコ対プエルトルコ戦をスタンドで観戦し、気持ちを高めた。日本球界が世界に誇る両右腕が決勝へと侍を導く。

 現地時間17日午前3時にマイアミ空港に着いてからわずか9時間後。約13時間の長旅の疲れも見せず、準決勝の命運を握る2人が透き通る青空の下、体を動かした。

 この日は自主練習で、栗山監督や大谷は姿を見せなかったが、先発が決定的な佐々木朗は同学年の宮城と約60メートルのキャッチボールにダッシュなど軽めに汗を流した。「長いフライトだったので体をほぐすイメージ。特に時差ぼけもなく順調にきている。試合になったら分からないですけど、今は気持ちよさそうだなと思っています」と、温暖な気候で体も動き、表情も明るかった。

 まず、自らとの闘いは順調そのもの。長時間の機内での狙いは「よく寝ること」だった。ここでも兄貴分が手助けしてくれた。ダルビッシュは自身の音声配信アプリで“快眠グミ”を朗希にプレゼントしたことを明かし「佐々木君の横を通ったら口を開けて爆睡してて、めっちゃ効いてるやん」とファンに報告。朗希から「めちゃくちゃ寝られました」と感謝されたという。

 2番手以降での登板が見込まれる山本はキャッチボールを長めに軽めの調整。機内ではプラン通り2回に分けての睡眠を敢行。「食事のタイミング、寝るタイミング。時間通りにいい配分でした。すごく暖かくて心地いいですね」と、マイアミの気候に気分も高まった。

 朗希はその後、現地時間、19時開始のメキシコ対プエルトリコ戦を訪れたことをSNSで報告。高橋宏、岡本和、村上らとともに和やかなムードながら準決勝の相手も視察。完全アウェーが予想されるメキシコの熱烈な大応援も全身で感じ取ったはずだ。山本は、宮城らオリックス勢と会食し、リラックスした様子が吉田正のSNSで投稿された。

 朗希は1次ラウンド、11日のチェコ戦で4回途中1失点と好投。由伸は同12日のオーストラリア戦で4回1安打無失点と無双だった。昨年末にネット配信番組の企画でローンデポ・パークを訪れた2人。完全試合男が「優勝に向かってやってきたので次の試合ももちろん勝てるように頑張ります」と言えば、2年連続沢村賞右腕は「とにかく勝つしかない試合、しっかり体調面も技術面も試合に合わせて頑張っていきたい」ときっぱり。準決勝は2大会連続で敗退中。NPBが世界に誇る最強両右腕がまず一つ目の壁を越える準備を整えている。(岸 慎也)

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