オリックス育成・小野泰己、4回1失点の粘投 新天地で支配下昇格アピール

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2023.3.15(水) 14:46

オリックス・小野泰己

◆ 虎時代の2018年には7勝、新天地で迎えるプロ7年目

 オリックスの育成・小野泰己投手(28)が15日、楽天とのオープン戦(静岡)に先発登板。制球に苦しむ場面もあったが4イニングを最少失点に抑え、支配下昇格をアピールした。

 初回、二塁打と四球で二死一、三塁のピンチを招くも、5番・ウレーニャを152キロで空振り三振に仕留め無失点スタート。5回はテンポ良く5球で3者凡退で終えた。

 3回は先頭の9番・武藤に四球と盗塁を許し、1番・山﨑に右前適時打を浴びた。その後も四球を与え再び得点圏に走者を進めたが、4番・島内を遊飛、続くウレーニャは二ゴロに退けピンチ脱出。4回も先頭打者に四球を与えピンチを招いたが、最後は1番・山﨑を渾身の内角直球で見逃し三振斬り。4回69球、3安打1失点、2奪三振4四球の内容で移籍後初のオープン戦登板を終えた。

 右腕は昨季終了後に阪神を戦力外となり、育成契約でオリックスへ移籍。ここまでの対外試合登板は、1日の練習試合・西武戦(SOKKNスタジアム)で3回無失点、7日の教育リーグ・広島戦(杉本商事BS)は4回1失点とアピールを重ねている。

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