【日本ハム】五十幡亮汰がオープン戦初打点 中大同期のWBC代表・牧の活躍が刺激「負けられないって気持ちがうれしさと同時にある」

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2023.3.13(月) 04:30

6回1死一、二塁、勝ち越しの2点適時三塁打を放った日本ハムの五十幡

◆オープン戦 日本ハム4―2オリックス(12日、京セラドーム大阪)

 日本ハム・五十幡亮汰外野手(24)が12日、オリックス戦で決勝の2点適時三塁打を放ち、オープン戦初打点をマークした。2番・中堅で先発し、同点で迎えた6回1死一、二塁。2球で追い込まれてから「何とかしたい気持ちだけだった」と内角低めのフォークを右翼線へ。OP戦首位タイ浮上に貢献した。

 尽きない向上心が実を結んだ。6回の第3打席。五十幡はやや泳ぎながらも、タイミングを合わせて低めに食らいついた。同点直後に飛び出した貴重な勝ち越し打。ベンチの新庄監督も、思わずうなずいた。8日のロッテ戦は3安打と固め打ち。それでも試合後「タイミングがいまいち…」と自ら八木打撃コーチに相談しに行った。安打が出ている中でも11日の甲子園、この日の試合前と直接指導を受け、即結果を出した。

 同期の存在も刺激になっている。WBC日本代表で同学年のDeNA・牧とは中大で4年間共にプレー。下級生の頃から2人でレギュラーを張ってきた。中国戦での侍1号、チェコ戦での代打弾と国際大会でも輝きを放つ友の姿に「負けられないって気持ちがうれしさと同時にある。自分もチームで結果を残す」と力に変えた。

 この日は4打数1安打。50メートル5秒6の足を生かすために重視する出塁率はここまで2割6分7厘と、追い求める数字には達していない。開幕スタメンに向け「まだまだ争いは激しい。やるべきことを考えて、結果で示せるように」。背番号50の存在は、スピード重視の新庄野球に欠かせない。(堀内 啓太)

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