◆オープン戦・楽天２―３ロッテ（１０日・静岡）

　楽天・田中将大投手が先発し、５回１安打、４奪三振、無失点の好投。最速１４９キロの直球にスプリットも低めに決めて凡打の山を築いた。「よかったと思います。前回よりも長いイニングを投げられましたし、いいテンポでアウトを重ねることもできたので、自分の手応えとしてもよかったですし、いい登板だったと思います」と振り返った。

　昨季終了後から取り組んでいる新フォームについては「だいぶ方向性は決まって。方向性というか、形というか。自分の中でこの感じでいけるというのは感じてきているので。あとは残りの登板、調整する時間も含めて、しっかりと自分のものにしたいなとは思います」と徐々に完成に達しつつあるようだ。

　これで今季の実戦は３戦１１イニング無失点と圧巻の結果を残している。日本ハムとの開幕戦（エスコン）に向けて調整登板は残り２試合を予定。盤石な準備を整えて３・３０を迎える。

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