【侍ジャパン】山川穂高「人間じゃない人(大谷)と比べないでほしい」18打席目で侍初アーチ
スポーツ報知
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2023.3.8(水) 04:00
◆侍ジャパン強化試合 オリックス1―9日本(7日・京セラドーム大阪)
ついに目覚めた西武・山川穂高内野手が満面の笑みを浮かべて「どすこい」ポーズを決め、大谷もベンチで喜んだ。8―1と7点リードで迎えた8回無死。外角に甘く入った小木田のスプリットを強振し、左翼席に運んだ。壮行・強化試合18打席目にして待望の侍初アーチが飛び出した。
大谷の代打で起用され「ブーイングされるのではと思った」と苦笑した4回2死二塁では強烈なライナーを左翼線に放ち、壮行・強化試合16打席目で初安打となる適時打。大谷の2本塁打を目の当たりにした6日の阪神戦後は「マジで野球やめたいです」とこぼすなど自信喪失気味で、「みんな打っていたので慌てていた」だけに「めちゃ×6 うれしいです」とのコメントに安堵(あんど)感があふれた。
2打数2安打1打点と復活を遂げたカギはバットとタイミング。WBCに備え昨季より約20グラム軽い900グラムのバットを試していたが「軽すぎる」と元に戻した。「始動が遅かった」と練習からタイミングを早めたのも奏功。「人間じゃない人(大谷)と比べないでほしい。僕は人間なので」と“山川節”も全開だ。本塁打王3度のスラッガーが完全に自信を取り戻して、本番に臨む。(阿見 俊輔)
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