オリックス、甲子園で阪神に連勝 FA加入の森マルチ、若き二遊間も躍動!

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2023.3.5(日) 16:40

オリックス・森友哉

● 阪神 2 - 7 オリックス ○
<3月5日 甲子園>

 オリックスが阪神とのオープン戦に連勝。期待の新戦力と若手の活躍が光った。

 攻撃陣は2回、「5番・捕手」でオープン戦移籍後初スタメンとなった森が、左中間への二塁打を放ちチャンスメイク。無死二、三塁で新外国人の6番・シュウィンデルが左前適時打を放ち先制した。さらに、8番・紅林の右前適時打で2点目を奪うと、続く太田も2点適時打を中前へ運び4点目。好調だった阪神の先発左腕・大竹を攻略した。

 6回は7番・中川圭の左越えソロで5点目を奪うと、9回は途中出場・頓宮の中越え2点適時二塁打でダメ押しの2点を追加。頓宮は前日に続き長打力をアピールし、3回の第2打席でも左前打を放った森は3打数2安打でお役御免となった。

 紅林と太田の二遊間コンビは守備でも魅せた。2点差に迫られた5回裏、一死満塁のピンチで、中堅に抜けそうなゴロを遊撃・紅林がスライディングしながら好捕。素早いバックトスで二塁・太田に転送すると、見事な連携で一塁もアウトとなり併殺が完成。ドラ1左腕・曽谷が作ったピンチを無失点で切り抜けた。

 投げては開幕投手候補の先発・田嶋が3回1安打無失点と好投。曽谷は1回1/3で被弾含む2安打2失点、3四球と乱れたが、そのあとを受けた漆原、近藤、ワゲスパック、阿部が無失点リレーで締め、今季のオープン戦は2連勝発進となった。

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