【侍ジャパン】山本由伸が3回2失点3K「失点してしまいましたが、内容は良かった」
スポーツ報知
- ニュース
2023.2.26(日) 15:22
◆カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023 ソフトバンク―日本(26日・ひなたサンマリンスタジアム宮崎)
侍ジャパンのオリックス・山本由伸投手が先発し、3回2安打2失点(自責1)、3奪三振だった。
初回は1死から中村晃に四球を与えたが、続く栗原、4番・柳田を連続空振り三振に打ち取り、無失点スタート。しかし2回は1死から正木に左翼線へ二塁打を浴びると、続くガルビスに右翼線へ適時二塁打を許して、先取点を献上した。なおも2死三塁のピンチでは、9番・三森に三塁手・村上の失策で出塁を許し、2点目を失った。
2点のリードを許したが、3回は持ち前の修正能力を見せつけた。先頭の中村を二ゴロ、続く3番・栗原を3球で空振り三振に仕留め、最後は柳田を二ゴロに打ち取った。予定の3イニングを投げ切り降板した右腕は、今季初の対外試合となったマウンドで最速153キロをマークした。「失点してしまいましたが、感覚よく投げられた球が多かったです。中村さんと確認しながらいろんな配球を試すことができたので、内容は良かったと思います」と振り返った。
侍ジャパン合宿前に先発した14日の紅白戦(SOKKEN)では最速は156キロを計測し、2回1安打無失点4奪三振と順調な仕上がりを披露。17日からの侍ジャパン強化合宿(宮崎)ではパドレス・ダルビッシュ有投手に積極的に助言をもらうなど、先発が有力視される3月12日のWBC1次ラウンド・オーストラリア戦(東京ドーム)へ向けて順調に調整していた。
前日25日はブルペンで19球を投じ、投球終了後はダルビッシュとトラックマンデータ確認するなど最終調整。「試合での細かい技術面だったりももちろん確認したいのと、とにかく強いボールを投げたいですね。公式戦ももう近くなっているので、とにかく集中してやりたいと思います」と意気込んでいた。
関連ニュース
・【試合速報】ソフトバンク―日本
・【侍ジャパン】ダルビッシュ有が2度目ライブBPで11人と対戦し安打性2本のみ 試合前に異例の公開練習
・WBC日本代表、ヌートバーのオープン戦初戦は2打数ノーヒット
・侍ジャパンに暗雲? カブスの鈴木誠也が左脇腹の張りを訴えオープン戦を欠場
・【侍ジャパン】岡本和真、村上宗隆、山川穂高の本塁打王クリーンアップ…ソフトバンク戦スタメン発表