日本ハム・清水 (C)Kyodo News

○ 日本ハム 5x － 4 楽天 ●
＜2月25日　沖縄・名護＞

　日本ハムがオープン戦初戦にサヨナラ勝ち。同点の9回に清水優心捕手（26）が右翼フェンス直撃のサヨナラ打を放った。

　日本ハムは2点を追う6回、先頭の2番・矢澤、3番・松本剛の連打などで無死満塁の好機。5番・清宮の打席で楽天5番手・瀧中が暴投を犯し、三走・矢澤が判断よくホームを駆け抜けた。さらに、6番・加藤豪の一ゴロの間に松本剛が生還。4－4の同点に追いついた。

　9回は一死から、代打で登場したドラフト5位・奈良間が左中間へ二塁打を放ちチャンスメイク。続く途中出場の清水が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、奈良間がサヨナラ勝ちとなるホームを踏んだ。矢澤は初回の第1打席でも右翼線への痛烈な二塁打を放ち、オープン戦初戦から3打数2安打2得点と活躍。昨季の首位打者・松本剛も巧みなバットコントロールを披露し4打数2安打をマークした。

　開幕ローテ入りを狙う先発・吉田輝は3回5安打1失点。同じくローテ入りを狙う2番手・田中正は、3回途中4安打3失点（自責点1）、1奪三振4四死球と制球を乱した。