日本ハム・吉田輝星投手（２２）が２４日、同学年で同じドラフト１位の矢沢（日体大）に負けない活躍を誓った。オープン戦初戦となる２５日の楽天戦（名護）で先発予定の右腕はこの日、休日返上で調整。「自分も結果を残せるように」と燃える思いを口にした。

　刺激を力に変える。二刀流に挑戦中の矢沢が前日のロッテ戦で投手として実戦デビュー。同い年のルーキーが躍動する姿を目にし「すごくいいスライダーを投げていた。前からめちゃくちゃいい投げ方をしてるなと思ってたし、負けられない」と拳に力が入った。

　開幕ローテ入りを狙う今季はここまで対外試合２戦、計５イニングで無失点と好投を続けている。前クールでは野村、万波、矢沢、ドラ２・金村らと同学年会を開いて仲を深め「刺激し合っていきたい」と背番号１８。３イニング予定の楽天戦は、今キャンプ自身最後のアピールチャンス。「どこが相手でも抑える。自分でも納得できる投球がしたい」と気合をにじませた。（堀内　啓太）

　〇…野手最年長３４歳の木村が２軍の練習試合で２打数２安打１本塁打と気を吐いた。阪神戦（名護）に２番・ＤＨで先発し、初回無死一塁から左前打で出塁。３回先頭では視察に訪れた新庄監督の前で、相手先発・西純の高め１４６キロを左中間最深部に運んだ。昨季は出場３８試合で打率１割７分９厘。巻き返しを誓うプロ１７年目は「いつ１軍に呼ばれてもいいように準備しておきたい」と力を込めた。

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