【西武】鈴木将平が“チーム1号”「いい具合に反応できてよかった」
スポーツ報知
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2023.2.22(水) 20:46
西武・鈴木将平外野手が22日の紅白戦で“チーム1号”となる右越え2ランを放ち、外野の定位置奪取へアピールした。
狙っていた球ではなかった。3回2死二塁。与座が投じた甘いスライダーを鈴木は見逃さない。フルスイングから放たれた打球はきれいな放物線を描いて右翼席へ。「当たりもすごいよかったですし、シンカーが続いていてタイミングはそこにあったので、うまく反応できたなと思います」。ベンチへがい旋すると、同い年の今井と顔を合わせて喜んだ。
昨季は開幕スタメンを果たしながら、1軍定着はならず。今年のキャンプでは持ち味とするシュアーな打撃の精度を高めることを目標に掲げていた。「自分で考えられるようにコーチの方々もやってくれて、自分が気づけないことを指摘してもらっている感じ。やりやすいように、いい環境でできたと思います」と振り返る。
この日の紅白戦では新人の蛭間が3安打を放ち、若林も2安打3打点。新外国人のペイトンも2安打1四球と外野の定位置を争うライバルが活躍した。「紅白戦は紅白戦で終わりなので、練習試合、オープン戦とこのままみんなで争えたらいいかなと思います。打たないと外野は出られないので、まずは打つこと。そこに加えて、今年は総合力で勝負していきたい。全部アピールできたらと思います」。走攻守すべてで成長を遂げて開幕スタメン、レギュラー奪取につなげていく。
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