西武のドラフト１位・蛭間拓哉（早大）２２日の紅白戦で３安打を放ち、外野の定位置奪取へ猛アピールした。

　２回、エンスのスライダーを左前へはじき返すと、６回には水上のスライダーを左前へ。さらに同じ回の第４打席で二塁内野安打を放ち、３安打を記録した。「今日は詰まってもいいので、センターから逆方向をイメージしていました。よかったという感じですね」と頬を緩めた。松井監督も「いいものを出してくれている」と評した。

　白紙といえる外野の定位置で、この日は鈴木が右越え２ラン、若林が左越えに３点二塁打を放つなど、競争する先輩も存在をアピール。即戦力ルーキーは「本当に食らいつくことで精いっぱいなので、しっかり反省して次につなげられたら」と、浮かれることなく視線を先に向けた。

関連ニュース

・【西武】鈴木将平が“チーム１号”「いい具合に反応できてよかった」
・【西武】Ｌ―ＦＲＩＥＮＤＳシリーズを開催　５月３日の日本ハム戦　６月１日の阪神戦
・【西武】南郷キャンプ２度目の紅白戦　開幕投手の高橋光成が先発
・【西武】外崎修汰が“特走＆特打”「２０盗塁以上は絶対に走りたい」
・【西武】開幕投手の高橋光成がブルペンで今キャンプ最多の９５球の熱投　「順調にきています」