【日本ハム】フェンス激突で負傷交代の五十幡亮汰に新庄監督「もったいない。せっかく調子がいいのに…」

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2023.2.21(火) 19:35

3回の守備で中堅フェンスに激突し、担架で運ばれる日本ハム・五十幡亮汰(カメラ・堀内 啓太)

◆練習試合 日本ハム9ー6中日(21日・北谷)

 日本ハムの新庄剛志監督が21日、中日との練習試合で外野守備の際にフェンスに激突して負傷交代となった五十幡亮汰外野手を心配した。

 「1番・中堅」で先発出場した五十幡は3回、中日・龍空が放った右中間への大飛球を好捕した際にフェンスへ激突。右膝などを強打した影響で数分間起き上がれず、担架に運ばれてベンチへ退いた。

 3年目の五十幡は、キャンプ初日の紅白戦から主力組の1番に起用されるなど新リードオフマンとして期待を寄せられていた存在。現役時代に同じ中堅を守っていた新庄監督は「打つのも、ファインプレーも、けがをしないのも結果。せっかく調子がいいのにもったいない。もったいないですね、ああいうところが…」と肩を落とした。

 この日は強風。指揮官はコーチ陣にも反省を促し「あの辺は風を計算してね。フェンス前、ジャンプをして捕ったら受け身になるテクニックをしっかり森本(稀哲)コーチがこうなる前に伝えておかないといけない。こっち(首脳陣)の反省点はある」と厳しい表情で話した。

 1年目は左太もも裏の張り、昨季は腰痛で途中離脱と、毎年けがに泣かされてきた五十幡。試合後は「右膝打撲」の症状で、自らの足で歩いてバスへ乗り込んだが「ちょっとした衝撃がすごいけがにつながる。あした病院へ行ってもらってしっかり見てもらう」と新庄監督は最後まで心配そうに話した。

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