楽天・安田悠馬 (C)Kyodo News

○ 日本ハム 8 － 4 楽天 ●
＜2月19日　沖縄・名護＞

　楽天の安田悠馬捕手（22）が19日、日本ハムとの練習試合（名護）に「5番・捕手」で先発出場。打っては3打数2安打2打点、守りでは盗塁を阻止する自慢の強肩を披露し、正捕手獲りを猛アピールした。

　初回の第1打席は好機で二併打に倒れたものの、3回の第2打席は敵失で2点目を奪ったあと、なおも二死一、三塁の好機で日本ハムの2番手右腕・生田目の初球をフルスイング。高々と舞い上がった打球は右中間フェンスを直撃する2点適時二塁打となった。

　6回の第3打席は3番手左腕・上原から左翼線を痛烈に破る二塁打を放ち2打席連続の長打。途中出場した18日のロッテ戦（金武）でも代打で適時二塁打を放っており、2試合連続の長打＆打点となった。

　守りでは初回、矢のような送球で日本ハムの一走・矢澤が試みた二盗を阻止。立ち上がり不安定だった先発・内間の4回1失点の粘投をアシストした。安田は16日のヤクルト戦（浦添）でも球界屈指の快足・並木の二盗塁を見事なストライク送球で阻止。ここまでの練習試合では、パワフルな打撃とともに盗塁阻止率の高さも際立っている。