◆練習試合　ロッテ１―１７楽天（１８日・金武）

　楽天のドラフト１位・荘司康誠投手（２２）＝立大＝と同２位・小孫竜二投手（２５）＝鷺宮製作所＝が上々の対外試合デビューを飾った。１８日のロッテ戦に登板し、それぞれ２回無失点。開幕ローテ入りへ好発進した。

　先発の荘司はフォークがさえた。初回２死一塁から４番の安田を空振り三振に斬ると、２回２死二塁でも田村を空振り三振に仕留め、２回２安打無失点、２奪三振。最速１４９キロで「前進というか、やっと始まった。ここからもっと進んでいかないと」と冷静に振り返った。

　３回から登板した小孫は最速１４８キロの直球を軸に１安打３奪三振。「荘司のいい投球を自分が情けないようにするのではなく、ちゃんとつなげようと思った」と同期に刺激を受けて好投した。

　若手投手の台頭を願う石井監督は「（２人とも）積極的にストライクを取って、積極的に仕掛けていた」と高評価。ルーキー２人の参戦で開幕ローテ争いは一気に激しさを増しそうだ。（内藤　菜月）

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