WBCキューバ代表、日本ハムに11失点大敗 MLB組8人不在「課題が出たという意味でいい試合」

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2023.2.18(土) 06:00

3打数無安打に終わったキューバ代表のアリエル・マルティネス

◆練習試合 日本ハム11―2キューバ代表(17日・名護)

 WBCキューバ代表が17日に日本ハムと練習試合を行い、2―11で大敗した。投手陣が計4人で9四球と制球が定まらず。未合流のMLB組8人を欠いたとはいえ、優勝候補の今季初戦は不安が残る内容となった。日本代表とは準々決勝(3月16日)以降に対戦する可能性がある。

 キューバの“本番モード”はまだ先なのか。0―4の3回1死三塁。日本ハムの8番古川が初球のバントをファウルするも、前進守備は敷かず。4球目にスクイズを決められ、この回一挙4点を奪われた。キューバの「6番・捕手」で先発したマルティネス(日本ハム)は「非常に厳しい結果だが、まだ今年の初戦。課題が出たという意味で、非常にいい試合」と強調した。

 メジャー通算82発のモンカダ(Wソックス)ら、MLB組8人が2月下旬の台湾遠征から合流する。この日はNPB球が使用されたが、キューバ関係者は「全員が国内の球を使って練習しているし、ボールはまだ気にしてないみたい。WBC球がチームにあるのかも分からない」と笑い飛ばした。開幕まで約3週間。マイペース調整から徐々にギアを上げる。(内田 拓希)

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